長い話の不幸

それは昔、まだ小学生低学年の頃であった
仲がよかった石原君の家へウエト君と遊びに行った時のこと。
入ったら親が出てきて、
「遊んでもいいけど、うるさくするなよ?」
みたいなノリで注意をされた
「特に押入れの上からジャンプしたりするなよ?ん?」
と念押しされて、怖かったから2階でゲームをしていた
ゲームでは負けたりすると、ドタンって床に寝転がったり、
ショックで床をたたいたりしていた。
そしたら親がめちゃめちゃキレて、
「ゴラァ!!!押入れから飛び降りるなつったでしょうがあああ!?」
と異様なキレ方をして、ドアを蹴り開けてきやがった。
何度飛び降りてないんだと言っても聞く耳を持たなかった。
何分も怒られながら、ふとウエトを見ると、コントローラーのコードをぐちゃぐちゃに結んでいた
そこで俺が、ここは注意すべきだなって思って
「おい、お前何ぐちゃぐちゃにしとんや」
と小さく言ってやった
するとあの忌々しいバカ親が、
「あん?何ていった?なにごちゃごちゃ言っとんやあ!?」
完全に誤解だ!!!!!!!!!!
そして小さかった俺はうまく否定することが出来なかった。
しかも自分が何故怒られているのかまったくわからなかった。
であの親が
「このことはお母さんに電話するけえね??」
と半笑いで言ってきた。
もう終わった。怖い。怖い。
と思いながら家に帰ったら、ちょうど親がその電話をうけていた
電話を切った親がまあ怒る怒る・・・
母さんはなくし、親父はただ見下しながらうすうす怒りやがった

でも俺は悪いことはしてない。これは後でわかった
そして何で俺は怒られてるのかまったく理解不能だった。
時は流れて去年あたりに、その話を石原君としていたら、
どうもあの頃は仕事が絡んでいてとにかく機嫌が悪かったらしい。
思えばね、この頃から俺の運が消えて気力もなくなっていったんだよ
というか俺の人生をもっと分かってもらいたい
俺の運気は気まずい度と中途半端度で埋め尽くされているんだよ?
以上。